余裕が無い時
一人ひとりの患者さんの気持ちに寄り添って看護していきたいという思いで看護師になった方がほとんどでしょう。
でも、実際の現場では次から次にやらなければならないことに追われてしまい、ついつい患者さんに「気持ちのこもった言葉」をかけられなくて自己嫌悪に陥ってしまうのではないでしょうか。
ベテラン看護師さんに聞いた話ですが、そうした経験は誰しもあるもので、徐々に業務に慣れていく中で周りを見られるようになり、やがて忙しい最中でもちょっとした気遣いのひとことが発せられるようになるのだそうです。
看護師になりたての方や、新しい部署に配属された直後だったりすると気持ちに余裕がないとは思いますが、言葉の言い回しを少し工夫するだけで受け取り側の印象は大きく変わってくると思います。
どんなに忙しくてもほんの少しだけ優しい言葉で声を掛けてみませんか。
明日から一日五回、いえ三回でも良いですから気をつけてみてはいかがでしょう。
あなた自身の気持ちが少し救われることが積み重なり、やがて患者さんへの思いやりとなって伝わっていくことでしょう。
コンサルタントは看護師さんに説教することが求められていない
〇〇さん、その考え方では難しいですよ
などと、転職コンサルタントから説教とも受け取れるような言葉を聞いたことがないでしょうか。
仕事を探していくには、ご自身の経験スキルと希望条件の折り合いで良い職場を探していくしかありません。
私たちは転職活動サポートのプロとして、その折り合いを見つけていくのが役割だと思っています。
皆さんの経験やスキル、希望条件を評価する立場にはありませんので、あくまでお伺いした内容をもとに見合う求人が見つけられるのが一番良いことです。
難しい条件のご相談をいただくことが多々あります。
実はそれが難しいことだと看護師さんご自身が一番分かっていると思います。
ご自分で探すのが難しいからこそ、我々にご相談いただいているのです。
満点ではなくても極力自分の希望に合う求人を見つけたい。
そんな気持ちを前提に私たちはベストなアンサーを探す努力を日々行っています。
そうした私たちの努力と提案は、その背景にどれだけ本気で努力をしているかということが相手に伝わるものです。
私たちの登録看護師さんたちはそのことをとてもよく理解いただいて
「〇〇さんがこれだけ一生懸命やってくれた結果ですから、そこを元に考えていきたいと思います。」
と言うような形で二人三脚で探した求人の中からベストなものを選択し、就職を決定される方が多いように思います。
看護師さんの仕事の理解
代表の私は医療職の経験はありません。
でもこれまで看護師の皆さんから看護の事についていろんなことを教わったと思います。
看護師の方の転職をサポートするからには、皆様の仕事を理解することがとても重要なことだと思っていたので、希望条件を聞くだけでなく、看護の仕事そのものについていろんなお話を伺って来ました。
自分で看護をしたわけではありませんが、皆さんと膝を突き合わせて教えていただいた苦労話、やりがい、悩み、日頃思うこと、信念などたくさんの生の声を聞いてきました。
あまりに気持ちを込めて聴き続けた結果、なんだか自分も看護師さんの気持ちが少し分かるような心持ちになりました。
色々な分野の様々な年代、経験年数の看護師さんのお話を聞いて参りましたので、最近ではご相談に来られる方のお話から、その背景やお気持ちを想像できることが多くなってきました。
もちろん自分で経験したことではありませんし教えていただいた内容ではありますが、面談している看護師さんがご存知ない領域についてのやりがいや苦労話など、別の看護師さんのお話も時には新鮮に聞いていただけることがあるようです。
ちなみに、当社コンサルタントには看護師資格を持ち、臨床経験のある者も複数おります。
そんな私たちが心を込めてサポートして参りますので、ぜひ当社にご相談ください。