「見学だけでも」という話で行ってみたのに面接だった

登録している紹介会社の担当者からある病院の求人を紹介され「先方がぜひ面接したいと言われているので」と応募を勧められました。
自分の希望している内容ではなかったので一度はお断りをしたのですが「見学だけでもぜひお願いします」としつこく勧められたので行ってみることにしました。
しかし、行ってみると看護部長、事務長が出て来て、その場はすっかり面接でした。
軽い気持ちで行ってみた私としてはとても戸惑ったのですが、話が進むうちに「いつから来れますか?」とか「白衣合わせをしていきましょう。」などとどんどん話が進み断れる空気ではなくなってしまったのです。
もともと人に断ることが苦手だった私はあまり気乗りがしないまま入職することにしてしまいました。
あの時ちゃんと自分の気持ちを言っていれば…と後悔しています。

 以上がエピソードになります。
病院さんも良い看護師さんであればあるほど、応募してくれた看護師さんにはぜひ入職して欲しいと言う気持ちになることが多いものです。
病院側も悪気は無いのですが、つい気持ちが前のめりになってしまうことが良くあります。
でも、就職するのは皆さんご本人ですから、しっかりと慎重に考えてから入職を決めることをお勧めをしています。
私たちが見学や面接に同行する際に気をつけることは、そんな前のめりになっている病院さんの気持ちを少し抑えていただき、ご本人様が冷静に考えて入職するかどうかを判断する環境を整えることだと思っています。
大事な就職先です。
一度決めてしまえば毎日のように通うことになる職場なのです。
ご本人にとって大きな決断である「就職先の決定」は、我々コンサルタントとしても慎重に決めていただくようお勧めをしています。

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