転職につきものの面接をどうのりきる？
資格職であると同時に技術職の看護師ですが、中途採用に実技試験を課す医療機関は極々稀でしょう。
となると、経歴と面接が鍵。
特に転職の場合、採用側は即戦力を求めています。
あなたがこれまでの職場でどのような経験をして、どのくらいのスキルを身に付けているのかを分かりやすく伝えることが大切です。
採用側は(経験年数に応じた)当たり前のことを当たり前にできて、新しい職場でも直ぐに自分の能力を発揮できる人を求めており、謙遜し過ぎや自身なさ気な様子では現場を任せる側も不安になってしまいます。
面接官に師長等の上級看護職がいれば、前職の規模や勤続年数でおおよそのことは分かる筈です。
アピールし過ぎや自信過剰に見えないように気をつけて、自分が持っている技術は臆すること無く伝えましょう。
転職の理由や新しい職場への意欲は必ずと言って聞かれることですが、前の職場への不満を並べ立てたり、自分目線だけで夢や希望を語っても伝わりません。
患者さんとの関わりはもちろん、他の看護師や職種と一緒に働くことを意識した答えを用意しておきましょう。
面接を想定して自分自身で改めて考えてみることは、なぜ転職したいのか、どんな職場で働きたいのかを見つめ直すことにもなります。
まだ漠然としか転職を考えていないあなたも考えてみてはいかがですか？
一人では答えが出ない時、こんな答え方で大丈夫だろうか？と不安にな時は担当コンサルタントにお気軽に質問してください。
あなたが応募する職場がどんな看護師を求めているかを把握して、適切なアドバイスをさせていただきます。
冷たい看護師と思われないために
単純な手技であったり業務の流れがスムーズであるがゆえに冷たく見えてしまったり、一人一人の気持ちに寄り添おうとするあまりに他の患者さんに対応していないと思われたりと誤解されてしまうことは少なくありません。
待っている患者さんと同じように、待たせている看護師さんも苦しいですよね。
ベテランの看護師さんとの面談でもいろいろな患者さんの話がでてきます。
忙しいときに限って声を掛けてくるおしゃべり好きの患者さん
それほどの痛みではないはずなのに大袈裟に騒ぐ患者さん
とにかくひとつひとつ文句を言わないと気が済まない患者さん…などなど
対応には本当に苦労されているとのこと。
でも、経験豊富な方々はこうも仰っていました。
「病気や怪我をしていると、自分のことを見てくれているとか気に掛けてくれているってことを確認したいものなのよね。」
「悪気があるわけじゃないから無視していないことだけは伝えるようにしていますよ。急に治まったりはしないけれど酷くなることは避けられるケースは多いですよ。」
手技や処置を手早く済ませながら、どんな風に声を掛けてあげたり相槌をしてあげたりするかというお話にコンサルタントも耳を傾けていました。
