冷たい看護師と思われないために
単純な手技であったり業務の流れがスムーズであるがゆえに冷たく見えてしまったり、一人一人の気持ちに寄り添おうとするあまりに他の患者さんに対応していないと思われたりと誤解されてしまうことは少なくありません。
待っている患者さんと同じように、待たせている看護師さんも苦しいですよね。
ベテランの看護師さんとの面談でもいろいろな患者さんの話がでてきます。
忙しいときに限って声を掛けてくるおしゃべり好きの患者さん
それほどの痛みではないはずなのに大袈裟に騒ぐ患者さん
とにかくひとつひとつ文句を言わないと気が済まない患者さん…などなど
対応には本当に苦労されているとのこと。
でも、経験豊富な方々はこうも仰っていました。
「病気や怪我をしていると、自分のことを見てくれているとか気に掛けてくれているってことを確認したいものなのよね。」
「悪気があるわけじゃないから無視していないことだけは伝えるようにしていますよ。急に治まったりはしないけれど酷くなることは避けられるケースは多いですよ。」
手技や処置を手早く済ませながら、どんな風に声を掛けてあげたり相槌をしてあげたりするかというお話にコンサルタントも耳を傾けていました。